2009 年
2009年2月22日 中国古典名言録 竹島=独島問題入門 出版記念講演 混迷の時代、 出雲から陽が昇る
「中日韓英四カ国語によるグローバル時代の人間学 中国古典名言録」と、研究所理事である内藤正中島根大学名誉教授による「竹島=独島問題入門」の出版を記念し、「竹島の日」を生かすとの視点から、中国の学苑出版社より孟白社長、馬紅治編集長、張可喜新華社通信元東京駐在の参加を得て、第四回目の竹島の日にあたる2月22日、松江市のくにびきメッセに700人が集まり、出版記念講演会「混迷の時代、出雲から陽が昇る」を開催した。

演題と会場の国旗掲揚塔には六カ国協議参加国すべての国旗を掲げた


四カ国語による中国古典名言録は島根県内すべての中・高・大学に贈呈された
◇中国古典名言録出版
出雲大社の神語「幸魂奇魂」を千家尊祐宮司様に頂き、日中韓英の四ヶ国語で、グローバル時代の人間学「中国古典名言録」を、北京の学苑出版社で編纂した。

表紙(左)と千家尊祐宮司様直筆の「幸魂奇魂」(右)

中国古典名言録巻頭言
2009年9月 ロシア ウラジオストク・ハバロフスク訪問・献花
第二次世界大戦で2000万人が亡くなったロシアに、22名の訪問団を派遣。
慰霊碑、日本人墓地、シベリア慰霊平和公苑を訪問し、献花した。

ハバロフスク第二次世界大戦慰霊碑に献花

ウラジオストク第二次世界大戦慰霊碑に献花

ハバロフスク日本人墓地に献花

ハバロフスク平和慰霊碑公苑にて

2009年 9月 ロシア・ウラジオストク 戦争体験者との意見交換会
世界の戦争と平和博物館が集まり、京都と広島を主会場に国際平和博物館会議が開かれた。研究所はこの会議を協賛、韓国より金鎬逸安重根紀念館館長、宋錫源慶熙大学校教授を招待して同会議に参加。世界で唯一、学内に平和ミュージアムがある京都・立命館大学で、安重根と従軍慰安婦の尊厳の命について発表した。

戦争体験者の方々、盛んに意見交換が行われた

訪問団22名とともに記念撮影
22名のロシア訪問団は、ウラジオストク市内で戦争体験者4名と懇談した。どちらも気象専門家として第二次大戦中に軍務につき、うち女性のエレーネさんは戦争当時サハリンに在住。日本人引揚を目撃した。男性からは「なぜ女性の参加者は少ないのか。この前ウラジオストクに寄港した米国の海軍巡視船には女性の中将が乗っていた。日本はこの点では遅れている」と指摘をいただいた。